宮城・大郷町スポーツパーク構想 賛否問う住民投票条例案が議会で否決
khb東日本放送
宮城県大郷町のスポーツパーク構想をめぐり、大郷町が町民に直接賛否を問う住民投票を実施するため議会に出した条例案が否決されました。
スポーツパーク構想は2019年の台風19号で被災した大郷町粕川地区に、サッカー場や宿泊施設を整備します。 議員から計画を疑問視する声が上がり、関連予算案はこれまで2度否決されています。 6日の定例会では、議員から「予算案は議会で2回も否決されている。議会軽視ではないか」などと疑問の声が出ました。 議長「原案通り決することに賛成の議員の起立を求めます」「起立少数であります。従って本案は否決されました」 賛成は3人にとどまり、条例案は否決されました。 田中学大郷町長「大郷町の今抱えている課題を議会が理解しているのかに、私はすごく疑問を覚えざるをえない」 田中町長は構想を撤回せず、今後、各世帯へのアンケートを実施する考えです。
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