6度目の共演となる今田美桜＆北村匠海。

　26日、2025年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」（2025年春放送予定）の柳井嵩役発表会見がNHK放送センターにて行われ、ヒロイン・朝田のぶ（今田美桜）の夫、柳井嵩役を北村匠海が務めることが明らかになった。北村は「実在の人物を演じるプレッシャーはありますが、演じる醍醐味として、実在の人物の人生を生き直せる、それを人に届けることにやりがいを感じます。まずは楽しんでやっていこうと思っています」と意気込みを語った。 【画像】今田美桜＆北村匠海の仲良しショット！ 　今回発表された柳井嵩（やない・たかし）は、「アンパンマン」の生みの親である漫画家・やなせたかしさんがモデルになっている。北村は過去に今田と映画『東京リベンジャーズ』シリーズでコンビを組んだ経験もある。会見にはその今田も駆けつけ、柳井の抜てきに「北村さんと共演するのは6度目。最初に柳井さんが北村さんになると聞いた時は正直ホッとしました」と感想を述べた。今田は「撮影期間も長いし、今回は夫婦役。私は緊張しいなので、もう何も心配することないなと思いました。安心でしかなかった」と北村に期待を寄せた。

　今田はまた、「北村さんも朗らかな部分がありつつ、まっすぐで、何か秘めた強さを感じさせる方。その北村さんがどんな柳井さんになるのか今からすごく楽しみ」と述べ、「柔らかく、温かく、歩んできたお二人の人生を二人で丁寧に描いていけたらいいなと思っています」と撮影へ向けて意気込んだ。

　北村は「アンパンマン」を幼少期からテレビで観ていたといい、「アンパンマンは子供の好きな“丸”がたくさんある作品。僕も好きでした。保育園の時になかなか周囲に馴染めなくて、その時にアンパンマンに助けてもらったような記憶があります」とアンパンマンとの関わりも紹介。好きなキャラクターにはジャムおじさんを挙げ、「あんなおじさんがいたらいいなって思っていました。あと、食パンマンへの憧れもあったんです。人生で初めてかっこいいと思った相手は食パンマンかもしれません」と述べた。