前半３０分、ゴールを決めて走り出す金沢の梶浦＝ゴースタ

　2024明治安田J3（24日・金沢ゴーゴーカレースタジアム）ツエーゲン金沢は開幕から負けなしのSC相模原と対戦し、前半にMF梶浦勇輝が決めたゴールを守り切り、1-0で2勝目を挙げた。ホームでの勝利は3戦目で初めてとなった。 【写真】ホームで初勝利を挙げて喜ぶ金沢イレブン 　待望のゴールシーンは前半30分に訪れた。右コーナーキックからFW土信田悠生が頭で触れ、軌道が変わったボールに梶浦がうまく反応し、頭でゴール左隅へ流した。後半は攻め込まれる場面もあったが、守備陣が粘り強くしのいだ。 　北陸初のサッカー専用スタジアムを新たなホームとしてスタートを切った今季はFC今治に1-3、FC大阪に2-6と完敗。スタンドは「3度目の正直」を信じたサポーターら3584人の熱気に包まれ、勝利の瞬間は歓声が上がった。 　決勝ゴールを決めた梶浦は「最高のボールがきた。開幕から2試合連続でチャンスを逃していたので、『3度目の正直』となった」と振り返り、ゴール裏で声援を送り続けたサポーターにも感謝した。