米どころ南魚沼市で「コシヒカリ」品質検査が始まる 猛暑や水不足の影響は?安堵の声も
日テレNEWS
米どころで知られる新潟県南魚沼市のJAで「コシヒカリ」の品質検査が始まりました。 JAみなみ魚沼の倉庫には、コシヒカリおよそ14トンが並びました。今シーズン初めてとなるコシヒカリの検査。抜き取ったコメの状態を調べていくと、検査員から思わず「意外といいな」といった言葉がもれました。 猛暑や水不足の影響で2等米の比率が高くなることは覚悟していたということですが、安堵の声も聞かれました。しかし、高温障害で白っぽくなったり粒が小さかったりしたコメが目立ちました。 JAみなみ魚沼によると、初日の検査では例年と比べ、1等米の比率が低くなっているということです。 JAみなみ魚沼 米穀課・石田武課長 「きょうの検査では、2等の格付けの比率がちょっと上がっている。今後の刈り取りによっては1等米などの数字は変わってくる」 来週ごろ、最盛期を迎える南魚沼産コシヒカリの収穫。猛暑の影響はブランド米にも広がりそうです。