【NFL】カウボーイズが失いそうになっている選手を全員確保することを望むLBパーソンズ
「特にホームだとな。ホームでどれだけプレーできたか、ホームでプレーすることがどれだけ自分たちのためになるかを話していたのに、ホームであんな終わり方をするなんて、完全に恥ずかしいし、受け入れがたいことだ。恥ずかしさのあまり、あの敗戦を見ることも、何らかの感情を抱くこともできなかった。人前に顔を出すことさえ、しばらくできなかった。完全に消えてしまったんだ」
2023年シーズンはカウボーイズが想定以下の結果でシーズンを終えた最新の例となったが、すでにスター選手がそろっているロースターとチームの資金事情に関して言えば、これから欠けていくと想定されている人材を呼び戻すための手段は、それほど多くない。
2023年、カウボーイズからはすでに9名の選手がオールプロのファーストチームあるいはセカンドチームに選出されている。
また、『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、クオーターバック(QB)ダック・プレスコットのキャップヒットが5,950万ドル(約87億2,972万円)となる上に、ワイドレシーバー(WR)シーディー・ラムのような選手が契約最終年を迎えようとしている中で、カウボーイズの2024年のキャップスペースは現時点で6番目に少ないという。
フロントオフィスが長期の契約延長でパーソンズをとどめない限り、パーソンズは新人契約の5年目オプションを行使される明確な候補となっている。
プロボウルに8回選出された経歴を持つオフェンシブタックル(OT)タイロン・スミスや、ランニングバック(RB)トニー・ポラードはフリーエージェント(FA)になる予定だ。
厳しい決断を下すことと、前述の契約延長のようにキャップを巧みに操作することは、オールインアプローチの助けになるだろう。
カウボーイズがどのようなフリーエージェントを獲得するのか、また、散財することがレギュラーシーズン以降の改善につながるのかは、現時点では分からない。