軍用機を使った今回の訪問に住民からは軍備増強への足がかりとする狙いがあるのではないかと反発や不安視する声も聞かれました。 エマニュエル駐日大使の到着に合わせて、与那国空港の前では横断幕やプラカードを掲げて軍備増強に反対する住民の姿がありました。 ▽住民： 「このままの与那国で人々が安心して暮らしている、そんな島にずっとなっていてほしいだからここに米軍はいりませんそういう気持ちできました。」 「民間機を使ってくるのであればそれはウェルカム、色んなところ見てください、本国でもアピールしてくださいとしたかった」 今回、エマニュエル大使がアメリカ軍の軍用機で島を訪れたことに、住民の不安は高まっています。 ▽住民： 「ちゃんとした説明が欲しいですよね。国からも県からも説明ない。与那国町は知りません、一切情報はありませんと言いながらお迎えしているわけですから、町民として残念です」 訪問の狙いが見えないまま、それを歓迎する町や説明できない県や国に対しても住民は不安や不信感を募らせています。