すぐれた嗅覚で捜査に貢献 県警嘱託警察犬審査会【岩手・盛岡市】
IAT岩手朝日テレビ
すぐれた嗅覚で捜査に貢献します。岩手県警の嘱託警察犬の審査会が開かれました。 審査会には、シェパードやラブラドール・レトリーバーなど28頭の犬が参加しました。 県警の警察犬は、警察が飼育する「直轄犬」ではなく、一般家庭や訓練施設などで飼育され、警察の要請を受けて出動する「嘱託警察犬」で、任期が1年のため、毎年審査を行っています。 25日、は犯人が歩いた跡を正確にたどる「足跡追及(そくせきついきゅう)」やテントに隠れている不審者を見つけ出す「捜索」など、3つの審査が行われました。 ラブラドール・レトリーバーのメス「ビアンカ」は、5年目の警察犬です。テントの周りを走りながら人の匂いを嗅ぎ分けます。開始からおよそ1分で見事、人を見つけ出しました。 県警によりますと、現在県内では23頭が嘱託警察犬に登録されていて、ことしは24日までに13件の出動があったということです。 一方で警察犬を訓練する指導手の平均年齢は64.8歳と、高齢化が課題です。審査の結果は12月に発表されるということです。