「拳王vs清宮海斗」…清水→大阪→新宿「デコ狭イガグリ遺恨」三夜連続「大乱闘」…4・11後楽園で「絶縁」かけ一騎打ち
プロレスリング・ノアは11日に後楽園ホール大会を開催する。 大会のメインイベントは拳王vs清宮海斗の一騎打ち。両者のシングル対決は、2023年1月1日の日本武道館大会以来、1年3か月ぶりとなる。 今回の対戦は、3・31後楽園大会で拳王が大和田侑、清宮が大岩陵平と組んでタッグ対決。試合は大和田が大岩に敗れたが、拳王が試合後のリング上で練習生時代の清宮を「デコがめちゃめちゃ狭くて、眉毛がめちゃくちゃ太い、デコ狭、イガグリ坊主の時から俺がかわいがってやってるだろ!」と容姿をあざ笑い挑発。これに清宮は「お前、面倒くせぇんだよ!」と一刀両断し「お前とは一切、関わりたくないんだよ。次の後楽園、4月11日、俺と一騎打ちしろ!次の後楽園でお前とはもう終わりだ」と4・11後楽園大会で「絶縁」をかけた一騎打ちを要求し電撃的に決定した。 以降、拳王は「絶縁」を拒否し自身のYou Tubeチャンネル「拳王チャンネル」で練習生時代の清宮の「デコ狭イガグリ」写真を暴露。「昔はかわいかった」など清宮への屈折する「愛情」を表現。さらに両者は4・6静岡・清水、4・7大阪、4・8新宿FACEの3大会連続でバックステージで大乱闘を繰り広げた。 中でも新宿では、清宮の試合後に拳王は、敵の練習生時代の写真をプリントした「デコ狭イガグリ特製Tシャツ」を着用しリングイン。両者はで激しい挑発合戦を展開。さらにバックステージでも清宮がコメントする最中に「海斗さーん! 海斗さーん!」と叫びながら乱入。Tシャツを指さし「海斗さん、俺はな、この頃から可愛がってやってるだろ。おい、俺はな、お前のことをずっと思って言ってんのに、4・11あと3日で絶縁? そんなこと言うんじゃないよ」とたしなめた。 これに清宮は「昔のこといつまでも気持ち悪いんだよ! 何だ? このTシャツ!」と激高。拳王が「可愛いだろ?」とあざ笑うと「可愛くねえよ! 気持ち悪い」と切り捨て、胸ぐらとつかむと「人の顔Tシャツに使いやがって!」とTシャツを引き裂いた。 ここからマウントを取るなど激しい乱闘となり、バックステージが収拾の付かない修羅場と化した。物を投げつけるなどの暴挙を働いた両者。ようやく拳王が去ると「昔のことグダグダグダグダ。やってること、ストーカーと一緒だろうがよ!気持ち悪い。あのストーカーヤロー、ホントに後楽園ではぶっ殺してやる。クソ!」と清宮は絶叫し制裁を予告。深まる遺恨は後楽園で「絶縁」となるか。いずれにしても完全決着だ。
報知新聞社