『スパイダーマン4』、『シャン・チー』監督が候補に
トム・ホランドがスパイダーマンを演じるシリーズ第4弾の監督として、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンが候補に挙がり、初期交渉に入ったそうだ。 【動画】ヴィラン大集結! 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告 クレットン監督は、長編映画監督2作品目となった『ショート・ターム』(2013)で、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭最優秀審査員賞と観客賞を受賞するなど注目を集め、他に『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)や『ガラスの城の約束』(2017)などでメガホンを取って来た。 Varietyによると、クレットン監督は『シャン・チー』公開後、その後お蔵入りとなった『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』で監督を務める予定だったが2023年11月に降板。以降もマーベルとの関係を維持し、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が主演する新作ドラマシリーズ『ワンダーマン』で共同クリエイターを務めるほか、『シャン・チー』の第2弾の計画もあるそうだ。しかし現在スタジオでは『スパイダーマン4』を最優先においていると、関係者が明かしている。 2017年に第1弾『スパイダーマン ホームカミング』が公開されたトム版「スパイダーマン」三部作は、全作ジョン・ワッツが監督を務めた。2021年に公開された第3弾『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジの魔法で、親友であるMJ(ゼンデイヤ)とネッド(ジェイコブ・バタロン)含め世界中が、スパイダーマン/ピータ―・パーカーの存在を忘れたところで、終わりを迎えた。 第4弾について、ストーリーなど詳しいことは明らかになっていないものの、トムがカムバックに意欲を見せていることから、彼の出演はほぼ確実と見られている。