「光る君へ」古舘佑太郎、初大河で所作のためヨガ
撮影現場での印象的な思い出やエピソードについて「初日に衣装を着付けてもらった時は、貴族はこんなにも着込むのか! と思わずその重量感に驚きました。そして、舞台セットにて所作を習うと、自分の関節の固さにも驚きました。美しいあぐらの姿勢や、立ち上がりがとても難しかったです。この日からすぐヨガスタジオに入会して柔軟性を高める努力を始めました。クランクアップの日、あぐらからすっと立ち上がれた時は、自分の成長にこっそり感動を覚えました」と役へのアプローチを述懐。
また本作の魅力を「言葉遣いも、着ている服も、暮らしぶりも現代とは異なる遠い昔のお話なのに、今を生きる僕らを見ているような気持ちになりました。「人の想い」はいつの世も同じだ、とその美しくて切ない人間模様から教えてもらいました。一人の視聴者としては、シリアスな回でも個性豊かでユーモラスなキャラクターが出てきて、ふわっと光を照らしてくれるシーンが好きです」と話している。
古館は、ボーカルを務めるバンド「THE 2」を2月22日のワンマンライブをもって解散。俳優としてはNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(2017)和菓子店の長男ヤスハル役で注目を浴び、映画では『ナラタージュ』(2017)、『九月の恋と出会うまで』(2019)などに出演。『いちごの唄』(2019※石橋静河とダブル主演)、『アイムクレイジー』(2019)などで主演を務めている。(編集部・石井百合子)