まるでXマスプレゼント?12月一括配当の「高利回り6銘柄」
4~9月期の決算内容は通期業績の下方修正も目立ち、やや肩透かしの面があった。だが増配や自己株買いなど株主還元への企業の積極姿勢は継続している。そこで、12月期本決算で期末一括配当を実施する中から来期の成長も見込めそうな高配当利回りの6銘柄に注目した。 まず注目はオフィス家具大手のイトーキ(7972)。出社と在宅勤務を両立させる働き方に合わせたリニューアル提案やオフィス移転などのワークプレース事業が好調だ。人材紹介中堅のジェイエイシーリクルートメント(2124)は事業の中核をなすミドル・ハイクラスの高額求人案件が堅調。 またネット広告代理店でDX支援を育成するデジタルホールディングス(2389)はデジタル広告支援の好調で今12月期業績予想の上方修正を発表。首都圏地盤の中古不動産の買い取り・再販を展開するムゲンエステート(3299)は高採算の大型物件が好調だ。このほか、赤外線センサーで世界シェア6割を占める日本セラミック(6929)や、分譲・商業施設などの新築不動産や再生不動産開発のLAホールディングス(2986)も注目だ。 ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
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