【高校ラグビー】花園出場51校&シード校決定!Aシードは桐蔭学園・大阪桐蔭・石見智翠館 Bシードは関東4校・中部1校・関西3校・九州2校
【愛媛県大会】松山聖陵が伝統校を圧倒「全国での目標はベスト8」
愛媛大会決勝は、6連覇を狙う松山聖陵と47回目の全国大会出場を目指す伝統校・新田が激突。5年連続の顔合わせとなりました。 試合開始から、王者・松山聖陵が新田を圧倒します。開始1分、敵陣ゴール前5mのラインアウトからのモールを一気に押し込み先制トライを奪うと、FW陣の圧力で新田を粉砕。5分、10分とモールからトライを重ねて、19対0とリードをひろげます。その後もブレイクダウンの攻防を制して主導権を握った松山聖陵、力強い縦突破から次々とトライを積み重ねていきます。前半終了間際にはBK陣の展開力も披露して、FB田畑匠道選手がトライ。前半だけで8つのトライを重ねて、50対0と大量リードを奪いました。 一方、1・2年生が主体の新田は、後半に入るとひたむきなプレーで反撃を試みます。後半4分、縦への連続攻撃で松山聖陵陣内深くまで攻め込むと、ペナルティーからの早い仕掛けに反応したPR山本麻人選手が、パワフルな突進で左中間にトライ。ゴールも決めて7点を返します。 しかし、新田の反撃もここまででした。その後は、松山聖陵の大型FW陣がしっかりと前に出て、新田に付け入るスキを与えません。後半にも5つのトライを積み重ねて83対7で完勝し、6年連続9回目の花園への出場を決めました。試合後に「全国での目標はベスト8。これから全国大会までの1か月間、1日1日を大事にやっていきたい」と語った松山聖陵の芳野修主将。確かな手ごたえとともに、花園に乗り込みます。
シード13校も決定 組み合わせ抽選会は12月7日
大会参加の51校が決定した全国高校ラグビー大会。シード委員会での選考を経て25日、Aシード3校とBシード10校、合計13校のシード校が発表されました。シード校は2回戦から登場します。 3回戦まではシード校と対戦しないAシードには、春の選抜大会、サニックスワールドユース大会で優勝し大阪大会でも盤石の強さを見せた大阪桐蔭(大阪)、春の選抜大会ベスト4でサニックスワールドユース大会は準優勝の桐蔭学園(神奈川)、選抜大会で準優勝し単独チームで出場した秋の国体(国民スポーツ大会)でもベスト4と安定した成績を収めた石見智翠館(島根)の3校が選ばれました。 Bシードは、茗渓学園(茨城)、国学院栃木(栃木)、目黒学院(東京)、国学院久我山(東京),中部大春日丘(愛知)、東海大大阪仰星(大阪)、常翔学園(大阪)、天理(奈良)、東福岡(福岡)、大分東明(大分)の10校。大阪と東京からの出場校は、すべてシード校に選出されました。 なお、代表校のキャプテンが集合して行われる組み合わせ抽選会は、12月7日午後1時から、大阪・豊中市のA&Hホールで開催されます。 【シード校】 <Aシード> 桐蔭学園(神奈川) 大阪桐蔭(大阪) 石見智翠館(島根) <Bシード> 茗渓学園(茨城) 国学院栃木(栃木) 目黒学院(東京) 国学院久我山(東京) 中部大春日丘(愛知) 東海大大阪仰星(大阪) 常翔学園(大阪) 天理(奈良) 東福岡(福岡) 大分東明(大分)