黒木瞳、映画『ベルばら』出演で感謝!ナレーション担当 宝塚歌劇と出会った運命的な作品で「大変光栄」
元タカラジェンヌで俳優の黒木瞳(64)が、アニメ映画『ベルサイユのばら』(2025年1月31日公開)のナレーションを担当することが発表された。あわせて本予告映像が公開され、主題歌は同作のために書き下ろされた絢香の「Versailles - ベルサイユ -」に決定した。 【動画】オスカルが涙!名シーン続々 公開された映画『ベルばら』新映像 ナレーションを担当する黒木は、宝塚歌劇との出会いは『ベルサイユのばら』だったという。「宝塚との出会いは『ベルサイユのばら』でした。物語に心奪われて、パリに行く度にベルサイユ宮殿を訪れました」と告白。 「ベルサイユのばらの魅力は史実だけではなく、その時代に生きた1人1人の登場人物にスポットを当てて人生や愛や苦悩を描いたところだと思います。この度はナレーションという形で参加させていただいたことを大変光栄に思っております。史実とフィクションを交えた物語は後世に残る愛ある作品です。何度でもご覧いただきたいと思います」と、自身の運命を変えた『ベルサイユのばら』への愛を語っている。 主題歌を担当する絢香は「激動の時代を生き抜く登場人物たちの勇気、純粋な愛、そして力強さの中に潜む儚い運命に深く心を打たれ、その想いを音楽として表現すべく、一音や一言すべてに心を込めて制作しました。この不朽の名作にまた新たな1ページが加わるなかで、作品と共にファンの皆様には楽曲も楽しんで頂けたらと願っております」とコメントを寄せた。 また、公開された本予告映像は、随所に散りばめられた名シーンの数々、予告の最後で流れるオスカルの悲しくも美しい涙に、胸の高鳴りを感じるとともに思わず涙してしまう映像となっている。 『ベルサイユのばら』は、18世紀後半・フランス革命の時代を舞台に、将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生を描いた作品。時代に翻弄されながらも、それぞれの人生を懸命に生き抜いた愛と運命の物語。 1972年から1973年まで『週刊マーガレット』(集英社)にて連載され、マーガレット・コミックスは全10巻を刊行、2014年からは40年ぶりとなる新エピソードの単行本4巻も発売されており、累計発行部数は2000万部を突破している。 メディアミックスの先駆けと言われており、1974年には宝塚歌劇団により舞台化され、その後、1979年にテレビアニメ化、1990年に映画化と、さまざまな方面で社会現象を巻き起こした。今回の劇場アニメは、1990年公開の映画以来、35年ぶりとなる(2007年のパイロット版は除く)『ベルばら』完全新作で、『呪術廻戦』などで知られるアニメスタジオMAPPAが制作する。 ■キャスト オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ:沢城みゆき マリー・アントワネット:平野 綾 アンドレ・グランディエ:豊永利行 ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン:加藤和樹 アラン・ド・ソワソン:武内駿輔 フローリアン・ド・ジェローデル:江口拓也 ベルナール・シャトレ:入野自由 ルイ16世:落合福嗣 ジャルジェ将軍:銀河万丈 マロン・グラッセ・モンブラン:田中真弓 ナレーション:黒木 瞳