「気品があり、謙虚で美しい」3位決定戦でシダマツに敗れた直後…マレーシアペアの“振る舞い”に母国からも称賛「世界に2人の価値を示した」
スポーツマンシップの瞬間が反響を広げている。 現地8月3日、ポルトドラシャペル・アリーナにてパリ五輪のバドミントン女子ダブルス3位決定戦が行なわれ、世界ランク4位の“シダマツ”こと志田千陽/松山奈未組は、同12位のタン・パーリー/ティナ・ムラリタラン(マレーシア)組と対決。ゲームカウント2-0(21-11、21-11)でストレート勝ちを収め、悲願の銅メダルを獲得した。 【画像】世界が惚れる“バドミントン界のアイドル”志田千陽を厳選ショットでお届け! 一部で話題となっているのが、試合決着直後のシーンだ。表彰台入りを確定させた日本ペアが歓喜の抱擁を交わすと、マレーシアペアもネットを越えてシダマツ組のもとへ。清々しい笑顔で祝福のハグを交わし、このスポーツマンシップ溢れる振る舞いには、会場からも盛大な拍手と歓声。それから一夜明け、母国でも称賛の声が止まらない。 なかでも現地4日、Facebook上で反応を示したのが、女子スカッシュのレジェンドとして知られるニコル・デービッド氏だ。「親愛なるティナとパーリーへ」と書き始めると、「試合が終わったとき、あなたたちはコートを跨いで、対戦相手を愛と優しさで抱きしめた」と記述。「あの行為がすべてを物語っていた」と振り返っている。 さらに、「気品があり、謙虚で美しい」とマレーシアペアの振る舞いを称えたデービッド氏は、「最も辛い瞬間により素晴らしい人間になり、真のスポーツマンシップとは何かを示してくれた。あの瞬間は、永遠にあなたたちを定義づけるものになるだろう」と記述。その後も「二人はレジェンドだ」と続け、次のようにメッセージを送っていた。 「マレーシア、世界に二人の価値を示した。これ以上ないほど誇りに思う。この1週間、あなたたちのプレーを見て、私の人生に多くの幸せをもたらしてくれたことに感謝したい。我が国が持つ二人の偉大なロールモデルを誇りに思い、胸がいっぱいになった。愛している。一緒に泣き、一緒に笑い、この勝利が永遠に私たちの心へ刻まれることを願う」 構成●THE DIGEST編集部
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