ペルーを「BBB-」に格下げ、見通し安定的-S&P
(ブルームバーグ): S&Pグローバル・レーティングは25日、ペルーの外貨建て長期ソブリン債格付けを「BBB」から「BBB-」に引き下げた。不安定な政治状況が民間セクターの投資意欲を損ねていることが背景だ。
ペルーは昨年の実質国内総生産(GDP)縮小後、2024年から25年にかけ緩やかな景気回復が見込まれるものの、政治的な課題が成長の重しとなり、「財政再建能力を制約する」とS&Pは指摘した。長期格付けの見通しは「安定的」。
原題:Peru Downgraded to BBB- by S&P, Outlook Stable (抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Dale Quinn