米スタバの労務管理に障害、ソフト会社へのランサムウエア攻撃で
[25日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックスは25日、労務管理ソフトウエアのシステム障害でバリスタの給与支払いやスケジュール管理に支障が出ていると明らかにした。同社にソフトを提供する会社にランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃があったという。 これにより、従業員のスケジュール管理や勤務時間追跡用のバックエンドプロセスが中断した。 広報担当者は、システム障害による顧客サービスへの影響はないとし、従業員の給与を完全に支払うよう取り組んでいると説明した。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、スターバックスなどの小売業者にソフトを提供している英ブルーヨンダーは21日、ランサムウエア攻撃による混乱が生じており、問題の解決に取り組んでいると明らかにしていた。