千歳飴 成長願う 水戸八幡宮 茨城
11月の七五三を前に、茨城県水戸市八幡町の水戸八幡宮(田所清敬宮司)は、子どもたちに渡す縁起物の「子育て笹」作りや、千歳飴(ちとせあめ)の袋詰めに追われている。 子育て笹は水戸八幡宮に伝わる縁起物。子どもが笹のように真っすぐ育つことを祈願する。社務所では24日、巫女(みこ)らが心を込めて五色絹、金鈴、短冊などを結び付け、紅白の千歳飴を手際よく袋に詰めた。 11月上旬をピークに、水戸八幡宮には例年、約2000組の親子が七五三参りに訪れる。権禰宜(ごんねぎ)の井坂謙二さん(57)は「お子さんが無事に成長してほしいと、願いを込めて準備している」と話した。
茨城新聞社