【武蔵野S】勝ち馬の9割が該当!お決まりの「激走パターン」にハマった軸馬候補
11月11日(土)に行われる武蔵野S(G3、東京ダ1600m)。年末のダートG1、チャンピオンズCへの優先出走権が与えられるこの重賞を制するべく、砂の実力馬たちが一堂に会します。 ときに、先週のみやこS(G3、京都ダ1800m)はご覧になりましたか。そう、出走馬で唯一の3歳馬だったセラフィックコールが豪快に差し切り、無傷の5連勝を決めましたね。勢いづいた馬の怖さを思い知らされた……そんな方も多いのではないでしょうか。 そして何を隠そう、武蔵野Sも「勢い」が重要なレース。過去10年における「前走着順別成績」をご覧ください。 ▼武蔵野S前走着順別成績 前走1着 [5-2-2-29] 前走2着 [1-1-2-13] 前走3着 [3-3-0-12] 前走4~5着[1-1-4-20] 前走6着~ [0-3-2-53] (※過去10年) 結果は一目瞭然。前走でも好走した馬が上位を独占しています。また勝ち馬に限ると、過去10年のうち実に9頭が「前走1~3着」でした。 武蔵野Sが終われば控えるのはチャンピオンズC、東海S、フェブラリーSと中央でも指折りのダート重賞がズラリ。この晩秋から冬にかけてはいわば砂の季節で、ここを目標に力をつけてきた馬が台頭しやすいのでしょう。 今年の出走馬で「前走1~3着」の条件には5頭が該当。そのうちペースセッティングは前走3勝クラスの成績が[0-0-1-11]と振るわないことからドライスタウト、ペリエール、ヘリオス、ベルダーイメルの4頭が軸馬候補として浮上します。 特にイチオシはこのコースで重賞含む3戦を走り、一度も馬券を外していないペリエールが筆頭。また前走でペリエールにトップハンデを背負いながら先着したベルダーイメルも、ここ2走はいずれも連対するなどまさに勢い好調の1頭。人気薄なら面白い存在です!
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