永山竜樹 パリ五輪代表で唯一の出場 5月の世界選手権へ…鈴木監督「世界チャンピオンになりたいという意思を尊重」
全日本柔道連盟は8日、オンラインで強化委員会を開き、世界選手権(5月19~24日、アブダビ)の代表に7月26日開幕のパリ五輪代表に内定している男子60キロ級の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)を選出した。個人代表は男女計18人で、パリ五輪代表からは永山が唯一選ばれた。 選出には本人の強い希望があったという。男子の鈴木桂治監督は「調整などを考えると、希望を聞いたときは少しびっくりしました。いろいろな提案もしましたが、本人の希望が強かった。話をした上で、互いが納得して選考しております」と説明した。 約2か月で世界大会に2度出場という過密スケジュールで、けがなどのリスクも高い。「最終的には『世界チャンピオンになりたい』という意思を尊重しました。調整練習、試合中の本人のメンタル的なこと、コンディション含めて、指導者がしっかりついていきたい」と話した。
報知新聞社