JR磐越西線喜多方駅と塩川駅開業から120周年で記念事業 120メートルのテープカットも 福島県
福島県喜多方市のJR磐越西線喜多方駅と塩川駅が20日、開業から120周年を迎え、喜多方駅などで記念事業が行われた。「1月20日」と「120周年」にちなみ「120」に絡めたイベントを繰り広げ、多くの市民らが祝福した。 市、会津喜多方商工会議所、JR東日本東北本部の主催。「線路は続くよいつまでも」と銘打ち、喜多方駅前で長さ約120メートルのテープカットが行われた。多くの市民らがはさみ持参で参加し、カウントダウンの後にテープを切った。 また、喜多方駅構内に只見線で運行する「E120系」車両が入線し、子どもたちが記念撮影するなどして楽しんだ。 駅では、商工会議所の観光まちづくり委員らの呼びかけで集まった市民らが、開業当時の明治時代を醸し出す衣装で降車する乗客らを迎えた。 喜多方、塩川の両駅は前身の岩越鉄道が延伸したことに伴い、1904(明治37)年に開業した。