ロピア、5年で北海道内25店舗出店 札幌・屯田店は11月開業方針
関東発祥の食品スーパー「ロピア」を展開するOIC(オイシー)グループ(川崎市)は、北海道新聞の取材に対し、今後5年をめどとして道内に25店舗を出店する構想を明らかにした。総合スーパーのイトーヨーカ堂(東京)の撤退後に引き継ぐ札幌市内の3店舗のうち、道内1号店となる屯田店は11月に開業する方向で準備している。
OICグループによると、屯田店では従業員の継続雇用に向けた面談や厨房(ちゅうぼう)設備の確認などを行っている。ロピア以外のテナントについても既にめどがついているといい、7月28日の一時閉店後、店舗改装を行う。残る琴似店、福住店はヨーカ堂から引き渡しを受けた後、来年5月の大型連休直後までに順次開業する計画だ。 その後はさらに旭川市など「人口上位3~4番目ぐらい」(同社)の地域で出店を加速。必要に応じて配送センターの整備なども進める。