天理、大阪学院大が8強入り 26日から準々決勝 近畿高校野球
秋季近畿地区高校野球大会は21日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で1回戦2試合があり、天理(奈良1位)と大阪学院大(大阪3位)が8強入りした。天理は和歌山東(和歌山2位)を5―1で破り、大阪学院大は北稜(京都3位)に1―0で競り勝った。 【写真】大阪学院大―北稜 八回表2死一、三塁、大阪学院大の一柳が左前適時打を放つ=ほっともっとフィールド神戸、黒田陸離撮影 26日には滋賀学園(滋賀1位)―大阪桐蔭(大阪2位)、智弁和歌山(和歌山1位)―神戸学院大付(兵庫2位)の1回戦2試合と、滋賀短大付(滋賀2位)―天理の準々決勝1試合が予定されている。 ■天理5―1和歌山東 【経過】天理は二回2死二、三塁から相手投手の暴投で走者2人が生還し、2点を先制。五回には2死一塁から永末の安打に敵失が絡んで1点、さらに2死二、三塁として冨田の適時打で2点を加えた。 和歌山東は三回、2死二塁としたが得点できず。九回は榎本の二塁打などで無死二、三塁とし、内野ゴロの間に1点をかえした。 ■大阪学院大1―0北稜 【経過】大阪学院大は一回2死から連続安打で一、二塁の好機を得たが無得点。八回には、朝田の二塁打をきっかけに2死一、三塁とし、一柳の適時打で1点を先取。先発下條の力投でこの1点を守り切った。 北稜は四回2死二塁、五回1死一、三塁、六回2死二塁の好機を作ったものの、いずれも生かせなかった。
朝日新聞社