【準硬式関東大会】慶應義塾大vs専修大の最注目カードは必見!大会の情勢占う創価大のブロックも強豪校が集結!<田中裕毅の”準硬ドットコム”第9回>
2月末になり、春季大会の組み合わせが各地徐々に決まり始めた。センバツも3月8日に抽選会が控えており、春の足音が近づいてきた。 そんな中、関東地区大学準硬式野球連盟は2月11日に第66回関東地区大学準硬式野球選手権大会(以下、関東大会)の組み合わせを決めた。 【動画】プロ志望の147キロ右腕も登場!大学準硬式、最高峰の大会がアツすぎた! 前回はトーナメント表の左半分を見てきたが、今回は右半分のポイントをまとめていきたい。
創価大、法政大、明治大など集結!大会を占う激アツブロックを勝ち抜くのは
右上のブロックには、日本大と創価大の2校がシード校として入った。 特に日本大は近年、8月の全日本大学準硬式野球選手権(以下、全日大会)で2年連続決勝進出中。2023年の関東大会でも準優勝を果たし、安定した実力を持つ。 甲子園大会で2年連続東日本選抜の主将を務めた中島健輔ら主力が入れ替わったが、主将・石田玲央を軸に、アンダースロー・足立丈や強打の内野手・山本創也ら経験者が引っ張ることができるか。 もう1校の創価大だが、毎年安定した力を持つ。秋のリーグ戦を制してシード権獲得したものの、法政大らが入ったことで激戦区になってしまった。 早ければ3回戦で対戦する可能性がある両校。法政大は主力だった4年生が引退し、入れ替えとなっているが、今年は2枚看板が軸になる。 まずは甲子園大会でもマウンドに上がった藤中壮太がいる。早くからチームの主力投手として投げている大会屈指の実力者。そしてサウスポーの古川端晴輝の2人がポイントになりそう。 その2校の近くには、仙台育英時代に甲子園でベンチ入りを果たした吉原 瑠人が主将として牽引する明治大も同じブロックに入っている。 創価大、法政大、明治大と3校を中心に激戦区になった。学生委員のなかでは「創価のブロックからどの学校が勝ち上がってくるかで、左上はもちろん、大会の情勢は大きく変わる」と関係者のなかではカギを握るブロックとして注目されている。 他にも、甲子園で144キロを計測した快速右腕・橋本剛石がいる筑波大など注目校がいるが、ひとまず創価大のブロックが焦点になることは間違いない。