「急に老けた」と騒然。70歳になった香港スター、噂の真相を明かす
ビールや自動車などのCMにも登場。日本でジャッキー旋風
香港で生まれ育ったジャッキー。幼い頃からカンフーを習っていたという彼は、7歳で京劇(中国の伝統劇)の学校に入学し、歌や芝居、中国武術などを習得した。17歳で卒業した後、ブルース・リー作品などにスタントやエキストラで出演。ただ、なかなか芽が出ず、長い下積み時代を経験したといわれている。 その後ジャッキーは、それまで暗めの作品が多かったカンフー映画に、ユーモアやコメディの要素を取り入れ、新しいカンフー映画を開拓。「スネーキーモンキー 蛇拳」(1978年)「ドランク・モンキー 酔拳」(1978年)が大ヒットを記録し、1980年代に入ってからは超大作アクション映画「プロジェクトA」(1983年)、自ら監督・主演を務めた「ポリス・ストーリー/香港国際警察」(1985年)で大成功をおさめ、アジアのトップスターとなった。 また1998年の映画「ラッシュアワー」で、真面目で武術に長けた警察官を演じ大ブレイク。ハリウッドでも不動の地位を築いた。 日本での初公開作は「ドランク・モンキー 酔拳」。同作が上映されるとたちまち話題になり、その後ジャッキーの出演作品が次々に公開された。1980年代以降、日本ではジャッキー旋風が起こり、多数のファンクラブが発足。キリンビールや三菱自動車など日本企業のTVCMや人気TV番組にも出演し、お茶の間でおなじみの存在となった。
「自分の娘は見捨てたくせに」最新作で“優しい父親”を演じ批判も
日本を含めアジア圏で絶大な人気を誇っていたジャッキーだが、近年は俳優やスタントマンの活動よりも、私生活のスキャンダルに注目が集まるように。 実は彼には、不倫相手の女性との間に生まれた娘エッタ・ンさんがいるとされている。報道によると、彼は認知をしておらず、いわば隠し子のような存在だという。そのエッタさんが数年前、居住しているカナダでフードバンク(無料の食料配給)の列に並ぶ様子がキャッチされ、「貧しい生活を送っている」と報じられた。ところがジャッキーは、苦境に陥っている娘に経済的援助をしていないとみられている。 またある時期から中国資本の映画ばかりに出演するようになり、そのうえ中国寄りの発言も多いことから、出身地の香港でも冷めた目で見られるように……。 とはいえ、アクション映画界では未だ根強い支持を得ているジャッキー。70歳を迎える節目となる今年、人生の集大成として挑んだ50周年記念の超大作「ライド・オン」が公開される。 本作で、ベテランスタントマンであると同時に、“優しい父親”を演じたジャッキー。昨年、日本に先駆けて中国で公開されたときには、「自分の娘は見捨てたくせに」「本当はひどい父親なのに」などと物議を醸したというが……。 映画「ライド・オン」は5月31日に公開予定。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
女子SPA!