別府5Rの着順、払戻金

＜ 1日・別府競輪・初日 ＞ 　初日5Rで別府競輪最高配当が飛び出した。赤板過ぎに、断然人気の櫻木雄太と単騎の菅藤智が接触して、菅藤が落車。6車で競走が続けられたが、櫻木は車体故障もあって失速。代わって単騎の池川瑠威が2角捲りで先頭に躍り出ると、最後方から岡嵜浩一も進出。最後は岡嵜が池川を差し切った。櫻木をマークした濱田昭一郎が3着で、3連単の配当は200万1350円。これまでの最高記録の188万1520円（2018年8月9日4R）を上回った。 　6連勝中だった櫻木は今場所、特別昇班を懸けての一戦。それが、初日失格（押し上げ）という形で終わるという無念。「（押し上げは）スイッチが入ってしまった。まだまだ未熟ですね。申し訳ないです。後輪はつぶれましたが、行けるところまで行こうと思って…」。レース後、手早く荷物整理を行う姿が何とも寂しかった。 　久々に2着だった池川も、本来ならまず喜びたいところだろうが、「櫻木君がかわいそうでした」と同情の声。櫻木は特別昇班に実に4度目の挑戦だったが、今回も実らなかった。特別昇班なるかは、今月末のレインボーカップ（取手）が最後のチャンスとなりそうだ。