猛烈な練習に耐えられる強い体があり、一流となった新井貴浩【堀内恒夫の多事正論】
筆者も入団時には新井が2000安打を達成するまでの打者になるとは思わなかったという/写真=小山真司
嫌な季節になった。と書けば、読者の皆さんには「なぜ?」と思われるかもしれませんな。これからクライマックスシリーズ、日本シリーズと、プロ野球界は1年で最大のイベントで盛り上がるのに。球界人なら、そう考えるのが当たり前でしょう。しかし、その陰でユニフォームを脱いでいく選手のニュースが飛び交うのもこの季節なのですよ。 若いころ、この季節がやってくると嫌だったなあ。私は合宿所に4年間いたのだけど、その4年間で、自らの意に反してユニフォームを脱いでいく選手を何人も見た。ファームクラスの選手で、合宿所に住んでいる選手には、フロントの人が・・・
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週刊ベースボール