「物語の結末はいつもと同じだ」ドジャースとのナ・リーグ西地区頂上決戦で逆転負け パドレスの地元メディアが反応「夢を打ち砕かれた」
無念の逆転負けだ。 現地時間9月26日(日本時間27日)、ダルビッシュ有や松井裕樹が所属するナ・リーグ西地区2位のパドレスは、同地区1位のドジャース戦に2-7で敗北。6回まで2点をリードしていたが、7回にウィル・スミスの同点2ラン、大谷翔平の勝ち越し右前打を浴びるなど、試合をひっくり返され、2006年以来18年ぶりの地区優勝には届かなかった。 【動画】得点圏で勝負強さ発揮!大谷翔平が右前へ勝ち越し打を放つシーン 最大10ゲーム差、前半戦終了時点でドジャースに7ゲーム差をつけられるなど、苦しいシーズンスタートを切っていたパドレスは、後半戦で勝ちを積み重ね、立て直しに成功すると、3ゲーム差で迎えた今回の直接対決でも初戦に勝利。2ゲーム差まで詰め寄るが、そこから悔しい2連敗を喫した。 これを受け、地元紙『The San Diego Union-Tribune』は、「今季ドジャースとの直接対決で勝ち越し、例年より彼らを苦しめた。13回対戦して8回勝利。過去11シーズンで30勝67敗のドジャースタジアムでは、3勝3敗だ」とチームの奮闘ぶりを取り上げつつ、「しかし、物語の結末はいつもと同じだ」と結果に悔しさをにじませている。 さらに地元放送局『NBC 7 San Diego』は、「木曜のドジャース戦に2-7で敗れ、06年以来の地区優勝という夢を打ち砕かれた」と反応。地元メディア『Times of San Diego』は、「ロサンゼルスでプレーオフ出場権を獲得したかもしれないが、それでもドジャースの地区優勝を見届けるしかないようだ」と嘆きを綴っていた。 ポストシーズンではワイルドカードシリーズからの巻き返しを狙うパドレス。レギュラーシーズンも残り3試合となり、現地時間27日からはダイヤモンドバックスとの敵地3連戦に臨む。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]