整形総額500万円以上…“奇跡の童顔”を手に入れた37歳アイドルが語る、覚悟の手術「口の中を切って豚の軟骨を入れた」
モー娘。オーディションを受けたら親が激怒
――たしかに、整形しているからかもですが、37歳には見えないビジュアルですね。アイドルを目指したきっかけはなんだったのですか? 姐鬼:小学校の頃から「モーニング娘。」さんが好きで、辻ちゃん加護ちゃんと同世代なんです。なので、モー娘。も出演していた『ASAYAN』(テレビ東京系)の新メンバーオーディションを受けたんです。書類審査は通過したのですが、当時はまだ携帯電話も今ほど広まっていなかったので、スタッフさんから家に直で電話が来て、それに母親が出てしまったんです。実は親に黙って書類を送っていたので、「何の話でしょう?」となり、その場で2次審査への出場を断られてしまいました……。 あとで母親に呼び出されて、「何、勝手なことしてるの! 東京にいくお金なんてないんだから!」って怒られました。そのとき、このまま家にいても、芸能活動はダメなんだ。早くこの不自由な生活から抜け出したいと思うようになりました。
「整形アイドルプロジェクト」で4グループ目
――それで、アイドルの夢は諦めたのでしょうか? 姐鬼:そこからいったんはアイドルをやりたいという気持ちより、家族に頼らず1人で生きていくために働くぞという気持ちになり、高校を卒業してすぐに自立しました。26~27歳の時に、ようやく生活が落ち着いて自分の時間が持てるようになりました。 そこから好きなことをしようと、子どもの頃からの夢だったアイドルをやりたいなと思い始めて、いろいろなアイドルグループのオーディションを受けるようになりました。そこで新しいグループを作るところに入れてもらって、アイドル活動をスタートさせたのですが、紆余曲折はたくさんありました。「整形アイドルプロジェクト」で4グループ目ですね。そどこにも所属してない空白期間はありますが、アイドル歴は約10年です。
総額約522万円!“豚の軟骨”を顔に入れて整形
――そういう紆余曲折あり、今があるんですね。総額約522万円をかけた整形はどの部分をしましたか? 姐鬼:口の中以外は全てしましたね。まず目を切開して、目尻を切って、横広くしたり、鼻の下を短くしたり、いらないところは脂肪吸引して、頬がこけてくるところは脂肪を入れたりしています。上顎骨のところには“豚の軟骨”を入れています。『週刊さんまとマツコ』でさんまさんに「手術は居酒屋で?」とネタにもしていただきましたが、豚の軟骨は口の中を切って、そこから入れる感じですね。 あと口元が常時アヒル口になるように口角の形も変えてもらいました。手術中のことは全く覚えていなくて、全身麻酔で寝て起きたら全てが変わっていた感じです。術後は顔が腫れてパンパンになったのですが、2日後からはマスクつけずに外を歩くこともできました。でも、その翌日にまた急に顔がかなり腫れちゃって、蜂に刺されたというか、ケンカしてボコボコにされたみたいな顔で、「本当に治るのかな……」と一瞬不安になったこともありました。結局ちゃんと腫れは治まりましたが。 あとは口の中にもメスを入れたので、しばらくはご飯も食べられなかったです。ストローでフルーチェを吸ったり、ウィダーインゼリーで栄養を摂ったりとか大変でした。でも、手術してくれた先生はすごく優しくて、「ちゃんと治るからねー」と言って励ましてくれました。だいたい1週間で、顔全体が黄色くなってきて、そしたら抜糸して終わりです。今でもちょくちょくボトックス注射など追加の整形をして今に至ります。