TOYOTA GAZOO Racing、「ニュルブルクリンクでのクルマづくり」をテーマに「東京オートサロン2025」出展 1月10日のプレスカンファレンスにモリゾウ氏登壇
TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は12月26日、「東京オートサロン2025」(幕張メッセ:2025年1月10日~12日開催)の出展概要を発表。 「東京オートサロン2025」では、TGRとマスタ―ドライバーのモリゾウこと豊田章男会長の原点となる「ニュルブルクリンクでのクルマづくり」をメインテーマに出展、1月10日9時30分より実施予定のプレスカンファレンスには、モリゾウ氏が登壇する。 ■ ニュルはモリゾウの原点 会場では、TGRとモリゾウの原点であり、世界で最も厳しいレースと称されるニュルに参戦した車両を展示。 2007年、モリゾウと、当時のマスタードライバーで、モリゾウのドライビングにおける師である成瀬弘氏が「技術を伝承し、人材を育成する場としてレースは最高の舞台」との想いをともにし、ニュル24時間耐久レースへ初参戦。 ドライバーやエンジニアを同社従業員が務め、参戦車両は改造した中古の「アルテッツァ」という手作りのチームで挑戦した。その際使用した「TOYOTA ALTEZZA 109号車(2007年ニュル24h参戦車両)」や、モリゾウ氏がニュルでの運転訓練で用いた「Toyota Supra(ニュルブルクリンク訓練車両)」などを展示して、TGRの理念である「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の原点を表現する。 ■ トークショー・デモラン トークショーでは、「ニュルへの挑戦」をテーマに、プロドライバー、評価ドライバー、エンジニアが過去と未来について語る企画など、モリゾウ氏や国内外で活躍するTGRドライバー達が出演するさまざまな企画を予定。 また、屋外会場ではモリゾウ氏、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(以下、TGR-WRT)チーム代表のヤリ-マティ・ラトバラ氏、TGR-WRTチーム代表代行ユハ・カンクネン氏、勝田範彦選手らによるラリー車両やラリー車両のコンセプトモデルを用いたデモランを予定。 なお、今回の出展場所は、ダイハツ工業とともに北ホールへ移動。さらに、これまでトヨタ車体が別ブースで出展していた「ランクルBASE」をTGRブース内に構えランクルのカスタムの楽しさも提案、トヨタグループ一丸となって東京オートサロン2025を盛り上げる。 出展車両やトークショー、デモランなどの詳細情報は特設サイトで順次公開される。
Car Watch,編集部:椿山和雄