ちゃんと説教してくれる存在が現れるか 「フワちゃん」炎上騒動がなかなか収まらない理由
お笑い芸人のやす子に対し
8月2日、お笑い芸人のやす子が《やす子オリンピック 生きているだけで偉いので皆 優勝でーす》とXに投稿したメッセージに対し、YouTuberでタレントのフワちゃんが4日深夜になって、これを引用する形でポストした内容が大いに批判を浴びている。所属事務所がコメントを発表するなどしているが、炎上は長引きそうだとの見方もある。 【写真9枚】まるで別人!?やす子の衝撃イメチェン写真 やす子が“ダメ出し”した「意外な人気芸人」も
5日深夜に放送予定だったニッポン放送『フワちゃんのオールナイトニッポン0』への出演はとりやめ、Google PixelのCMも非公開に、とフワちゃんのコメントに対する影響は大きく広がっているようだ。 所属事務所は、「やす子様に対する謝罪等の対応を優先させていただいております。御理解くださいませ」「なお、本件の投稿がXの裏アカウントから投稿しようとしたものであったかのような報道等がございますが、投稿時点では、既に凍結されていたアカウントを除き、Xの別のアカウントはございません」とコメント。その後、直接対面して謝罪をして、受け入れられた旨も発表している。
相手が誰であろうと
「相手が誰であろうと歯に衣着せぬ物言いをすることを売りにし、自撮り棒を持って歩き回るSNSの申し子のような存在だったフワちゃんがSNSで大いにつまずいたということ。典型的ないじめの文言のような表現に対して、怒りを感じた人が少なからずいたという印象ですね」 と、芸能デスク。 「謝罪が受け入れられたということならば、当事者間で問題を引きずるということはあまりなさそうなので、それ自体は“なかったこと”にできるかもしれません。一方で、世の中の声がどんな風に変化していくのか、そしてその反応に敏感なメディアや広告業界がこの件をどう見ているかということに注目が集まっていくのではないでしょうか。そんな中で関係者らが注目していたのが、フワちゃんがパーソナリティを務めるオールナイトニッポン0でした」(同)
ラジオ出演回避について
「ラジオは言うまでもなくリスナーとの距離が近く、聴いている人は基本的に応援団ですから、そこで真摯な態度で謝罪に臨めば、世の中もいくらかは冷静になれたのかもしれません」 しかし、5日深夜に放送予定だった番組にフワちゃんが出演することはなかった。 「騒動から間もないとか、彼女自身のメンタルが落ち着かず、収録であっても出演できる状況になかったとか、クライアントとの調整がつかなかったとか、出演を回避した理由はいくつか想定できるかなとは思います。個人的には同じオールナイトニッポン枠ということもあって、ナインティナインの岡村隆史が失言をした際のことが思い出されました」(同) 発言内容をここでは明示しないが、コロナ禍にあった2020年4月末の放送で岡村の発言が不適切とされ、拡散されることになった。その翌週、番組に出演した岡村は冒頭から謝罪を続けたが、30分以上が経過して相方の矢部浩之が登場し、その後、「公開説教」が行われたのだった。