新サカスタ、ツアーも好発進 サンフレが開始 5月から新コースも準備
J1サンフレッチェ広島が、広島市中区のサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」でスタジアムツアーを始めた。チーム同様に好発進を切っており、試合のない日の集客策として毎月15日程度を予定。5月からロッカールームなどを巡る「選手なりきりコース」も用意する。 【写真】サンフレッチェ広島の担当者(右端)の案内でピッチサイドを歩くツアー参加者 基本コースは50分。ピッチサイドに下りたり、貸し会議室にもなる4階スカイボックスを見学したりできる。予約制で各回定員は30人。料金は高校生以上1800円、小中学生1600円で1階のミュージアムの入場料も含む。 ツアーは今月2日に始まり、月内はほぼ定員に達した。建設関係者や修学旅行生の見学も受け入れ、既に数十組の団体の予約があるという。12日に参加した西区の自転車販売店経営、金垣麗華さん(50)は「試合を見てみたくなった。異業種交流会で個室を借りてもいいかも」と楽しんでいた。 選手なりきりコースは75分間で、料金は基本コースより千円増し。記者会見や試合入場を体験でき、拡張現実(AR)などNTTドコモのデジタル技術も取り入れる。両コースともオンラインで申し込みを受け付ける。
中国新聞社