『劇映画 孤独のグルメ』主題歌はザ・クロマニヨンズ 松重豊、学生時代のバイト仲間・甲本ヒロトに熱烈オファー!
テレビ東京開局60周年記念特別企画『劇映画 孤独のグルメ』の主題歌が「ザ・クロマニヨンズ」の「空腹と俺」に決定。楽曲を使用した最新予告映像も公開された。 【写真】鍋用の小皿や中華皿も!『劇映画 孤独のグルメ』グッズ 輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描くハードボイルド・グルメ漫画「孤独のグルメ」。2012年1月に松重豊主演で連続ドラマとしてシリーズ化。国内のみならず海外でも絶大な支持を得てシーズン10までシリーズを重ねた。そして今回の映画は、松重が監督・脚本も兼任している。 主題歌を担当した「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロトと松重の強力な関係性を語るには、約40年前の学生時代まで遡る。松重は映画監督を志し、上京。時を同じくして、バンドマンになるために上京した甲本。2人が奇跡的に出会うことになるのは、下北沢にある中華料理屋「珉亭」。同じ日にアルバイトを始めることになった2人はすぐさま意気投合し、共に夢を追いかける学生時代を過ごした。 このコラボが実現できたのは、松重の熱烈なオファーからだったそう。松重は監督を務めることになった際、「主題歌はどうしてもヒロト(甲本)にやってもらいたかった」と明かし、甲本も「今回こうして関われた、一枚嚙むことができたことに喜びがあるよね」と少し照れたように返した。 制作された「空腹と俺」は、腹を空かせる五郎と、本作を見て腹を空かせることになるであろう観客の心を代弁するかのような力強い楽曲だ。そんな楽曲が流れる映像では、これまでベールに包まれていた物語のカギを握るシーンも盛り込まれた。ワールドワイドに事件に巻き込まれている様子の五郎。依頼されたのは、ただのスープ探しの旅ではなかったのか。 また併せて、ティザービジュアルで反響の大きかった「ティザービジュアル:BLUE」“サバイバル”な五郎が採用された本ポスタービジュアルも完成した。 今回の主題歌発表のために、「珉亭」を訪れた2人。当時と同じアルバイト着に腕を通し、店前に並んで記念撮影を実施。当時に戻ったかのように無邪気に笑いあう2人。尽きることなく思い出のエピソードが飛び出し、店内は大いに盛り上がったという。 なお、撮影協力店舗への感謝状送呈(一部店舗を除く)、「それぞれの孤独のグルメ」オリジナルグッズの販売が行われることも決定した。 『劇映画 孤独のグルメ』は2025年1月10日(金)より公開。
シネマカフェ シネマカフェ編集部