松重豊

　俳優松重豊（61）が16日、東京都内で監督・脚本・主演を務めた「劇映画 孤独のグルメ」（2025年1月10日公開）の完成披露舞台あいさつに登壇。意外な〝心の糧〟を明かし驚かせた。 　原作・久住昌之さん、作画・谷口ジローさんによる同名漫画が原作。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処で、独り自由に食す様子を描く作品。12年に松重主演でテレビ東京系連続ドラマがスタートし、シーズン10までシリーズを重ね、スペシャルドラマも放送される人気作品となった。映画では、日本のみならずフランスや韓国を舞台に、松重演じる五郎が〝究極のスープ探し〟の旅に出る。 　イベントには五郎が迷い込む韓国領の島で暮らす志穂役の内田有紀（49）、五郎のスープ探しを手伝う中川役の磯村勇斗（32）、フランス在住で五郎のかつての恋人・小雪の娘・松尾千秋役の杏（38）、中華ラーメン店「さんせりて」の店主役のオダギリジョー（48）も出席。 　心の糧にしていることを聞かれた松重は「夜10時から1時間だけゲームしていいと自分で決めている」と意外な趣味を明かした。「（ゲームは）『ゼルダ』。1時間だけだから全然進まない。ゆっくり敵を倒していきながらやる」と説明。オダギリから「2時間じゃダメなんですか？」と聞かれると「眠くなって集中力がなくなる。逆に敵と戦って興奮すると目が覚めちゃう。ちょうど1時間がいい」と言いつつ、「何の話をしてるんだ」と自分でツッコんでみせた。