風水害に備え松山市役所で図上型防災訓練 市職員ら情報収集手順など確認(愛媛)
梅雨や台風などの出水期を前に、風水害に備える図上型防災訓練が29日、愛媛県松山市役所であり、市職員と松山地方気象台の職員ら80人が情報収集や役割分担の手順を確認した。 訓練は、降り始めからの積算雨量が約100ミリに達し、今後も時間30ミリ以上の激しい雨が予想される中、午前7時半に災害警戒本部から災害対策本部へ体制を強化したとの想定で臨んだ。 災害対策本部に次々と入ってくる河川の水位情報や土砂災害情報を基に、対策指示班が被害場所を特定して各班に対応を指示。統括班は避難指示(レベル4)などの発令を判断し、避難所班は避難所の開設準備を進めた。訓練後は班ごとに振り返りを行い、課題を抽出し改善策を話し合った。
愛媛新聞社