子どもの教育資金の準備を考えています。「学資保険」と「新NISA」はどちらが貯めやすいでしょうか?
子どもの教育資金のためには学資保険と新NISAどちらがよい?
学資保険と新NISAは、いずれの制度でも教育資金を準備できます。しかし特色が違うため、どちらが自分に合う方法か分からない人も多いでしょう。本項では、学資保険と新NISAについて、向いている人を解説します。 なお、学資保険と新NISAは併用が可能です。それぞれのデメリットをカバーするために、併用を視野に入れておくと安心できるでしょう。 ■学資保険が向いている人 学資保険で教育資金を貯めやすい人の特徴は以下のとおりです。 ●できるだけリスクを取りたくない ●お金を計画的に貯めるのが苦手 ●教育費以外の保障もほしい 学資保険は、堅実に計画的にお金を貯めたい人に向いています。自由にお金をおろせない性質上、あると使ってしまう人でも安心です。商品によっては、教育費用以外の保障を付加することもできます。 ■新NISAが向いている人 新NISAで教育資金を貯めやすい人は、以下のとおりです。 ●リスクを取ってもリターンを期待したい ●お金を受け取る時期を自分で決めたい ●受け取るお金は非課税がよい 新NISAは投資です。そのため元本割れのリスクがあるものの、増えるお金も多くなる傾向にあります。また、売却時のお金は非課税で、好きなタイミングでお金をおろせます。教育資金以外にも、さまざまな状況に対応できます。
学資保険と新NISAは自分に向いているほうを選ぼう
学資保険と新NISAについて、どちらが教育資金を貯めやすいということはありません。特徴を知り、自分に向いている仕組みであるかを理解することが大切です。 また、どちらかの制度のみで教育資金を貯めるのではなく、併用するという方法を視野に入れることも検討しましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部