国の天然記念物ジュゴンに関する県の調査で昨年度海草を食べた跡が県内の海域で１１か所見つかっていた事がわかりました。 県は昨年度、沖縄本島から石垣島周辺の５つの海域で潜水やドローンによる調査を実施し、その結果、前の年度と同じ１１カ所でジュゴンの食み跡が確認されました。 伊是名島や屋我地島周辺に加え石垣島の名蔵湾でも初めて確認されています。 伊是名島周辺は４年連続古宇利・屋我地周辺は２年連続これまでの目撃情報から沖縄周辺には８個体が生息しているとみられていて県は今回の調査結果を踏まえ「県内の広い範囲にジュゴンが生息している可能性が極めて高い」と結論づけています。 今年度初めて伊是名島と伊良部島の周辺２か所に固定カメラが設置され、さらに詳しい生息状況の調査が進められるということです。