デュア・リパ、グラミー賞に無視された心境を初めて語る 最新アルバムはノミネーションゼロに終わる
先月発表されたグラミー賞のノミネーション。アリアナ・グランデやミーガン・ジー・スタリオンらがノミネートされなかったことがニュースを騒がせたが、デュア・リパもグラミー賞に無視された1人。彼女は2021年にリリースしたアルバム『Future Nostalgia』で最優秀ポップボーカルアルバム賞を受賞している。今年発表した『Radical Optimism』もノミネーション確実と言われていたが、ゼロに終わった。 【写真】ファッションアイコン、デュア・リパのヘアスタイル変遷35
最近受けた雑誌イギリス版『ビルボード』のインタビューで、このことについて聞かれたデュア。「あのアルバムのこと、あのアルバムが私を今いる場所に連れてきてくれたことを誇りに思っている。あの作品が大好きだし、ライブで演奏するのも楽しい。今年は夢でしかないと思っていたようなことができたから、本当に感謝している」とコメントした。続けて「特に女性として業界に認められたら嬉しかったと思う。でも今年のグラミー賞に多くの素晴らしい女性アーティストたちがノミネートされたことをとても誇りに思う」。自分が候補にならなかったことへの落胆に軽く触れつつも、女性アーティストたちの活躍を称えた。ちなみに今年最優秀アルバム賞や最優秀レコード賞にノミネートされているチャーリー・XCXはデュアの古くからの友達。
今回のインタビューで「全体として私は今自分がいる場所にとても満足している」と話したデュア。「自分がどこにいるのか、どこにいたいのか、どこに行こうとしているのか。そういう大きな計画の中で見れば賞は大した問題ではないと思う。私が記録をどう思っているのかはまったく変わらない」とコメント、賞に対する執着はないと語った。残念ではあるけれどノミネーションがされなかったことで、むしろ彼女のかっこよさが改めて明らかになったかも。