片岡凜「海に眠るダイヤモンド」反響に感謝 いづみの正体を知った時は「第1話から読み直しました」
ーー主演の神木隆之介さんの印象はいかがですか?
会う前は少しミステリアスな方というイメージがあったのですが、実際にお会いしたらすごく柔らかい方。お芝居に関しても、セリフ通りではなくアドリブを入れたり、台本に書いていない部分で大胆にお芝居されていたり、柔軟だと感じました。 クランクインは神木さんと一緒のシーンで、私がホストの方と一緒にいる場面だったのですが、台本にないお芝居が入っても自然に対応していて、それがとても印象に残っています。
ーー現場の雰囲気を教えてください。
温かくて、キャストの皆さんをはじめスタッフさんも本当に気さくに接してくださるので、自然に時間が流れている感じがあります。キャストの皆さんの、お芝居をしているようでしていない感じというのが、ご一緒させていただく中で非常に勉強になっています。
ーー片岡さんもアドリブをよく入れるのですか?
動きはありますね。台本にない部分でたくさん小道具を使ったりなど、自由にやらせていただいています。もし過去パートの皆さんにお会いすることができたら、全く会話をせずにいきなりお芝居を始めてみたくて。即興で対応してくださりそうなので、きっと楽しいだろうなと思います。
ーーいづみのもう1人の孫・星也とのシーンも多いと思いますが、演じる豆原一成さんの印象は?
豆原さんの変に力んでいない感じがとても心地いいです。実際にそういう状態で一緒にお芝居させていただくと、自分が考えてきた見せ方を一旦全部忘れられて、よりすっとキャラクターに入ることができるので助けられています。
ーー野木亜紀子さんの脚本の感想を教えてください。
何気ないところでのセリフがたくさんあって、キャラクターをすごく大事にしてくださっていることが脚本から伝わってきました。普通はセリフに入らなそうな小さい感情の揺れ動きなどを大事に書かれているというか。それによって役が見えてきやすく、よりリアルになっていく感じがします。 千景もホスト通いがバレた後のシーンで、両親に反抗的な素振りもありつつ、ちょっと反省していて。そういう描写も脚本に書かれていて、可愛らしいなと思いながら読んでいました。