西武・中村剛也の息子は父親譲りのパワー自慢!中3で181センチ95キロの”おかわりジュニア”が強豪リトルシニアの4番に座る!尊敬する父の活躍に「なんで簡単にホームランが…」
昨夏に続き、夏の全国大会2冠を目指す世田谷西リトルシニア。今年も逸材が揃う中、ひと際目を引くのが身長181センチ、95キロの中学生離れした体格を持つ中村 勇斗選手(3年)だ。 【動画】おかわりジュニアの豪快な打棒! 父は現役プロ野球選手で最多の478本(6月6日現在)を放っている中村 剛也内野手(大阪桐蔭)。「小さいころから父がプレーをする姿を見ていて、気づいたら自分も野球をしていました」という勇斗は、小学生時代に西武ライオンズジュニアに所属し、12球団NPBジュニアトーナメントに出場した際には、「4番・サード」として父親譲りの打球を飛ばしていた。
今もなお、現役で活躍する偉大な父を持つだけに、「お父さんがお父さんなので、プレッシャーもありますけど、ずっと続いていくと思うので、そこは気にせず野球をしたいです」と、”おかわり君ジュニア”として注目されることへの心境も明かす。それでも父への憧れは強く、「あれだけ軽く振っても簡単に飛ばせる。なんであんなに簡単にホームランが打てるんだろうと思いますし、この年になっても試合に出続けて打っているのですごいなと思います」と感嘆。さらには、「プロ野球選手で家にいる時間も少ないですけど、弟もいるのに家族が送迎してくれたり、お父さんもオフになったら、送迎してくれたりしているのですごく感謝しています」と、”偉大な選手”としてだけでなく、父として家族を支える姿に尊敬の言葉を口にしていた。
世田谷西シニアに入部後も、投打で下級生の頃から出場。バッターとしては迫力のあるスイングで、練習中から自慢の長打力を見せつけていた。バッティングの調子が落ちた際には、「肩が入り過ぎてボールを片目で見てしまう癖がある。ボールは両眼で見ないとなかなか打てない」と、父・剛也選手からの指導を受けたことで結果に繋がり、チームの4番を任されるまでに成長したという。 チームは昨春の選抜大会で3回戦敗退から立て直しを図り、ジャイアンツカップと日本選手権の2冠を達成。今夏も2年連続2冠を狙い、その後に控えるエイジェックカップ中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズの初優勝も目指す。中学生活最後の夏に向け中村は、「先輩たちに負けず、選手権とジャイアンツカップの2冠をとってエイジェックカップでも優勝したいです」と3冠奪取を目指している。