迫る雪壁 高さ7メートル 北海道・知床羅臼で5年ぶり「ウォーク」
【羅臼】冬季通行止めの知床横断道路(国道334号)を歩くイベント「知床羅臼雪壁ウォーク」が14日、町発着で開かれた。5年ぶりの開催で、道内外と韓国、台湾から計150人が参加。高い雪壁に囲まれた道路を歩きながら雄大な自然風景を楽しんだ。 観光船事故 乗客家族に寄り添い2年 知床の2人「何ができる」自問 町と知床羅臼町観光協会の主催。参加者は、知床峠頂上の手前2キロのスタート地点までバスで移動。下車後、上り2キロ、下り5.5キロのコースを歩いた。峠の手前では、ロータリー車が雪を吹き飛ばす迫力ある除雪作業を見学。最高7メートルにもなる雪壁と自身の身長を比べたり、撮影したりしながら散策した。一時雨が降ったが、最後は青空が見え、笑顔でゴールしていた。