日本ラグビーの新拠点から広がるラグビーの輪。『FOR ALL ミニ・ラグビーフレンドリーマッチ』
小学生ラガーの交流を深め、ラグビー精神の向上を目的とする「FOR ALL ミニ・ラグビーフレンドリーマッチ」が27日・28日に日本ラグビーの新拠点、福岡・JAPAN BASEでおこなわれた。 東北・関東・関西・九州の4地区で開催された2023年の「SEINANラグビーマガジンCUPミニ・ラグビー交流大会」に出場したチームを中心に、対戦成績やフェアプレーへの取り組みなどを総合評価し、各地方協会から推薦されたチームがJAPAN BASEを駆けた。 また、今回は例年の4チームから8チームと増え、今まで以上に地域を越えた交流が深まった。 今回集まったのは、次の8チームだ。 北海道東北 =山の手ラグビースクール(北海道) 北海道東北 =仙台ラグビースクール(宮城県) 関東 =上郷ラグビースクール(長野県) 関東 =新発田ラグビースクール(新潟県) 関西 =阿倍野ラグビースクール(大阪府) 関西 =西宮ラグビー少年団(兵庫県) 九州 =佐賀ジュニアラグビークラブ(佐賀県) 九州 =筑豊ジュニアラグビーフットボールクラブ(福岡県)
各チームの選手たちは、それぞれのチームの特色を全面に押し出し、思い切りプレーした。 精一杯のランニングに鋭いタックル。 小学生とは思えないようなレベルの高いプレーが随所にみられ、観戦者から拍手やどよめきが起きた。
1日目の試合終了後にはJAPANBASE・クラブハウス内で懇親会もおこなわれ、試合以外でも親交を深めた。
各チームが2日間で計4試合を戦い、各試合後にはグラウンド脇でファンクションもおこなわれた。 「いろんな地域のチームと試合ができてとても勉強になった」 「パスの展開がうまく、参考にしたい」 キャプテンたちが感謝の気持ちと対戦チームを讃える言葉を伝え合った。
参加チームの選手たちの中から、将来“JAPAN”を背負う者も出てくるだろう。 2日目はあいにくの荒天により、大会最終試合が後半途中で中止になってしまったが、熱戦を繰り広げた選手たちの闘志と笑顔がそこにはあった。 ここからラグビーの輪が広がっていくだろう。