美しすぎるプロ雀士・木下 遥が人生初グラビア披露「本当に楽しかったんだよ、と伝われば」
7月25日に講談社より発売となったグラビアデジタル写真集『ルピナスの誘惑』が、静かなヒットを記録している。発売からわずか1週間で50件超のAmazonレビューがつき、Kindle売上ランキングでも上位ランクインが続いた。 【画像】か、可愛い…! ランジェリー姿でポーズをとる木下遥の撮影オフショット その被写体は、木下 遥。北海道出身のモデル・タレントで、プロ雀士としても活躍する27歳だ。 北海道では知名度バツグンの“道産子の星”が、人生初グラビアに挑戦した理由とは? 撮影を終えた木下を取材すると、自らの経歴をこう話し始めた。 「出身は北海道で、青森県の弘前大学に進学しました。大学1年生の時に『ミス弘前大学』、2年生の時には『弘前城ミス桜』というご当地ミスに選んでいただきました。大学を卒業したら北海道の企業に就職しようと思っていたのですが、たまたま『テレビ番組のオーディションがあるから受けてみない?』と声をかけていただいて。もともとテレビの世界には憧れがあったのでオーディションを受けたところ、合格したので、事務所に所属してタレントやモデルの活動を始めました」 声をかけてきたのは、札幌市を拠点とする芸能事務所。木下は今もその事務所に所属している。 「いわゆる新卒の年から約2年間、北海道の朝の情報番組でお天気キャスターやリポーターのお仕事をやらせていただきました。初めてカメラの前に立った時のことは、よく覚えています。その録画を最近になって見返したら、出だしからしっかり噛んでいましたね(笑)」 地元・北海道に根差した活動をしていた木下が、とあるきっかけで上京を決意する。 「2年ほど経って番組を卒業することになったのと時を同じくして、自分の中で“麻雀熱”が再燃し始めて。大学生の頃に熱中した麻雀でしたが、大人になってもこれだけ大好きならば、Mリーグで活躍できるプロを目指してみようと思ったんです。猛勉強の結果、’22年にプロテストに合格。昨年秋から東京に拠点を移し、プロ雀士として活動しています。 でも私は地元愛がめちゃくちゃ強いので、内心では北海道を出たくない! とすら思っていました。上京した今でも北海道が大好きです。大好きな家族や友達、それに愛犬もいますから。東京に来てびっくりしたのは、北海道で当たり前にある系列店がほとんどないこと。『びっくりドンキー』があまりないので、気軽に行けないのが寂しいです(笑)」 東京での生活にもすっかり慣れたと話す木下だが、頻繁に北海道へ帰る理由のひとつに、Jリーグクラブチーム『北海道コンサドーレ札幌』の存在がある。家族ぐるみで熱烈なコンサドーレサポーターでありつつ、同クラブのスタジアムMCを務めたり、クラブ公式YouTubeに出演するなどの活動で、盛り上げに貢献している。 「我が家はサッカー一家で、家族全員がコンサドーレのサポーターなので、試合がある日は別々に見に行っていても札幌ドームで家族が揃う、みたいなことがよくあります。コンサドーレが設立された年が、私の生まれ年なんですよ。当時父は、『地元にサッカーチームができる!』と喜んで、即サポーターになったみたいです。父の英才教育を受けたおかげで、私も物心ついた時にはもうコンサドーレのことを『赤黒のチーム』だと認識していました。 それ以来、コンサドーレは私の人生の一部です。コンサドーレが勝てば一週間すっごく気分よく過ごせるし、負けると私の麻雀にも影響が出るくらい。麻雀ってメンタルのゲームなので、コンサドーレが負けてテンションが下がった翌日の自分の試合なんかは、けっこうな確率で私も負けてしまうんです。影響を受けすぎですかね(笑)。 サッカーと麻雀は共通点があって、攻めていたはずなのに急にピンチになる、といった展開の速さがすごく似ているなと思うんです。それにサッカーは1点の重みがすごく大きいスポーツですが、麻雀もそうで、1回のアガリで優勝することだって全然ありえます。そういうところについ、夢中になってしまうんですよね」 北海道コンサドーレ札幌の試合時はスタジアムMCとしてマイクを持ち、カメラに映る機会も多い木下。Jリーグファンなら、彼女の顔を見たことがある人も多いかもしれない。 「スタジアムMCを務める時は、“あくまでもサポーター”という姿勢を忘れたくないと思っています。もちろんお仕事なのですが、お仕事である前に私もいちファンなので、サポーターの皆さんはいま何を考えているんだろう? という視点は絶えず持つように心がけています。 今シーズン私が注目している選手は、鈴木武蔵選手です。’19年からコンサドーレに在籍していた選手で、コロナ禍にガンバ大阪に移籍してしまっていたのですが、今年レンタル移籍でコンサドーレに戻ってきてくれたんですよ。めちゃくちゃ期待しているので、今季は鈴木選手のユニフォームを買いました! 鈴木選手には数年前に一度インタビューをしたことがあって、その時に応援していますとお伝えしました。覚えてくださっていたら嬉しいなぁ」 ◆「私、グラビアのお仕事向いているかも」 そんな彼女の経歴や現在の活躍をキャッチしたFRIDAYからグラビア出演オファーが届いたのは、今年春。 「マネージャーから電話があり、『グラビアのオファーをいただいたけどどう?』と言われました。やってみたい気持ちはもちろんあったのですが、『本当に私で大丈夫かな?』というような不安もあったので、『一度、家族に相談します』と返事をしました。それで家族5人のLINEグループに送ったら、妹からすぐに『めっちゃすごいじゃん! しかもFRIDAYさんってことは、全国誌だよね? すごくない?』って反応が届いて。父も続けて『すごいね!』と。母だけ少し心配していたようですが、『でもやりたいならやってみなさい』と背中を押してくれました。家族みんなが肯定的に受け止めてくれたので、じゃあやってみよう! と決めました」 晴れてグラビア出演が決定したあと、打ち合わせの際には「最近太ったので撮影までに痩せなくちゃ」と照れながら話した木下だったが、撮影当日はスタッフから「ほっそい!」と声が上がったほどの美ボディを披露した。 「打ち合わせから撮影までの約1ヵ月半、自分なりにボディメイクをしました。はじめは筋トレをしよう! と思ったものの3日と続かなかったので、食事制限に切り替え、大好きなお米をできるだけ食べないようにしたり、食べる時間帯を考えるようになりました。それからほぼ毎日湯船につかって、全身をマッサージ。自分では正直あまり効果を実感できていなかったのですが、何人かから立て続けに『あれ、顔痩せたね!』と言われた時に初めて『頑張ってよかった!』と思えました」 そして初めてのグラビア撮影を終え、晴れやかな笑顔でこう語った。 「グラビア撮影がこんなに楽しいとは思っていなかったので驚きました。今までのモデル人生で一番楽しかった撮影かもしれません。6着もの素敵な衣装を着させていただいたのが嬉しかったですし、カメラマンさんをはじめスタッフの皆さんが盛り上げてくださったからだと思います。全然緊張しなかったですし、撮影データを見せていただいたら、自分じゃないみたいに素敵で。『私、グラビアのお仕事向いているかも』って思ったくらいです。絶対にもう一度グラビアの撮影をやりたい! 今回の誌面を見てくださる方々にも、撮影が本当に楽しかったんだよ、と伝われば嬉しいです」
FRIDAYデジタル