来春のセンバツ「21世紀枠」 県推薦校に矢上 県大会で連続好成績 /島根
県高野連は9日、来春の第93回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の「21世紀枠」に県立矢上高校(邑南町矢上)を推薦すると発表した。21世紀枠は、秋季県大会の成績が優秀で、学業と部活動を両立させ、野球部の活動が地域に良い影響を与えていることなどを考慮して選ばれる。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 少子化が進む中、矢上高は全国から生徒を受け入れる「しまね留学」や地域課題解決型学習に早くから地域と一体になって取り組んできた。野球部は秋季県大会で4強入り。4年前から元プロ野球選手の山本翔監督の下で練習を積み、2019年も秋季県大会優勝など好成績が続く。第92回センバツで一般枠の補欠校になった。 各県の21世紀枠推薦校は、全国9地区で各1校に絞られた後、21年1月下旬の選考委員会で出場3校が決まる。【小坂春乃】