「陸上知らない方々も楽しめる試合したい」やり投げ・北口榛花、25年東京開催の世陸心待ち
東京2025世界陸上財団は13日、東京・国立競技場で会見し、2025年に同会場で行われる東京世界陸上の大会ロゴを発表した。「TOKYO」の「TYO」がモチーフで黒、金、赤を使った躍動感のあるデザイン。368件の一般公募の中から中川亮さんの作品が採用された。 日の丸部分がお気に入りという女子やり投げで昨年のブダペスト世界陸上女王の北口榛花(26)=JAL=は「海外記事を翻訳したら『日いづる国の北口が』と訳されたことを思い出した」と印象を語った。男子走り幅跳び同代表の橋岡優輝(25)=富士通=は「和のテイスト、トラックの直線の感じが良い」と話した。 21年東京五輪は無観客開催だっただけに、来年の大会にはより強い思いを持つ北口。「陸上を知らない方々でも楽しめる試合がしたい。お世話になった方々がたくさん現地に足を運んでくれたらいいな」と心待ちにした。(手島 莉子)
報知新聞社