失墜した自民党への信頼……どうしたら取り戻せる?
ポスト岸田は誰?実力のある中堅若手とは?!
MC伊藤「ポスト岸田として色々な名前が挙がっていますが、党内でも聞こえてきますか?」 和田氏「党内で聞こえてくるかというより、メディアの皆さんがお名前をあげている状況」と笑って語りました。 総裁に必要なものを「腹が据わっているかどうか」と表現し「途中で言っていることが変わる人は信用できない。国家国民のために決断して責任を取れて、しっかりと物事の価値判断ができる人を応援したい」と和田氏。 次期総裁について、岸田総裁やポスト岸田で名前があがっている人も、20年後、30年後、50年後、100年後の日本を長期的にどうしていきたいというビジョンがまだ示されていないので、判断できない。と語っていました。
派閥の解消で今までの総裁選と何が変わるのかを問うと、人事やお金を支配する派閥が解消されたため、今までのような「君は順番じゃないから手を挙げないでくれ」みたいなしがらみが多分なくなるとコメント。 自民党の国会議員の過半数は、中堅若手(衆議院当選4回以下、参議員当選2回以下)が占めています。中堅若手議員は現状に非常に強い危機感を持っているため、党の再生のために、立候補する人も出てくるのではないかと予想しました。 中堅若手議員の中では「元三重県知事の鈴木英敬氏は非常に能力が高い」と和田氏。 世界のトップ、大統領でも40代前半の方は普通にザラにいるので、年功序列や年齢は関係ない。能力のある人が国家国民のために名乗りを上げれば、当然支持が集まると述べました。
安倍派議員を処分?!信頼を回復する責任の取り方とは?!
政治資金問題について和田氏は「私が派閥幹部であれば議員辞職をしていた」と述べました。 直接的な指示をしていなくても、逮捕者が出るようなことを黙認していたのであれば、自分で責任を取って辞職し、有権者の方々や国民のみなさまにお詫び行脚をする。その上で、政治に対する志を引き続き持つのであれば、無所属で立候補をするというけじめをつけるべき。「今回、誰も責任を取っていない」と厳しく糾弾。 さらに、自民党の責任の取り方については「党内の処分をしっかりと行い、事件の全ての経緯と党の改革案をまとめた新政治改革大綱を国民に示して、選挙で信を問うことだ」と和田氏は語りました。
MC伊藤「未来の自民党、新しく生まれ変わった自民党はどのような政党になったらいいと思いますか」 和田氏「本当に能力のある人が政府の閣僚や役職に配置されて、フルパワーで国家国民のために尽くす政党に変えていきたいなと思っています」