映画「アイミタガイ」公開直前イベントに登壇した（左から）ゆめっち、福田麻貴、黒木華、かなで

　女優黒木華（３４）が１９日、東京都内で主演映画「アイミタガイ」（１１月１日公開、草野翔吾監督）の公開直前イベントに応援ゲストのお笑いトリオ「３時のヒロイン」とともに出席した。 　中條ていさんの同名小説（幻冬舎文庫）が原作。ウェディングプランナーの梓（黒木）にある日突然、親友のカメラマン・叶海（藤間爽子）が死んだという悲報が届く。交際相手・澄人（中村蒼）との結婚に踏み切れずに悩む梓は亡くなった親友とのトーク画面にメッセージを送り続け、奇跡の物語が動きだす。アイミタガイとは、気付かないうちに人は触れ合い、思いは巡るという「相身互い」を意味する。 　イベントでは、３時のヒロインのゆめっち（２９）は叶海、福田麻貴（３５）は澄人、かなで（３１）は梓の扮装（ふんそう）でキャラクターになりきって登場。スーツ姿の福田は「マネジャーさんと思われている」、ゆめっちは「本格的カメラは重くて…」とぼやき、かなでは「梓そのもの。ハンドバッグも髪型も」と自信を見せたが、福田から「気圧の影響で膨らんだ」といじられた。 　物語にちなみ「最近の秘密」を聞かれた黒木は「プロフィルは身長１６４㌢なんですけど、ちょっと伸びて１６５㌢に。３４歳にして成長期を迎えました。プロフィル詐称です」と告白した。これにかなでは「私もプロフィル体重１１０㌔が１２０㌔…。きょうの服も前のボタンとめるために後ろを切ってあります」と〝秘密〟を観客に披露してみせた。 　作品について福田は「大号泣してこれを機にピンで生きていきたい」と話したものの、「何か笑いをつくろうと思って。もちろん冗談です」と即撤回した。 　最後に黒木は「人は知らない間に人に支えてもらっている。人に寄り添う作品になっていると思います」とアピールし、イベントを締めくくった。