チャイナエア、熊本支店を開設 熊本や南九州での営業強化 台湾の魅力をPR
台湾航空大手チャイナエアライン(中華航空、桃園市)は5日、熊本市中央区花畑町に熊本支店を開設した。九州の支店は福岡市に次いで2カ所目。渡航者の予約・航空チケット発券業務のほか、台湾との交流が活発化している熊本や南九州での営業強化を担う。 熊本の経済ニュース
熊本支店は、熊本空港駐在のスタッフを含む10人体制。チャイナエアは昨年9月に熊本-台北線の定期便を就航し、現在は週5往復便を運航している。今年5月には鹿児島-台北線(週2往復)も約4年ぶりに再開しており、旅行やビジネスの利用増を背景に支店開設を決めた。 九州と台湾相互の観光情報などを提供し、経済交流の促進にもつなげる。郭紹賢支店長は「相次ぐ就航で身近になった台湾の魅力を積極的にPRし、訪台客の増加に貢献したい」と話した。 熊本-台北線の毎日運航や、運休中の台湾・高雄線の再開についても、ニーズを見ながら検討していくという。(立石真一)