SVリーグ、実業団の新名称に地域名 地域密着の一環で企業名を外すチームも/バレー
世界最高峰を目指して今秋発足するバレーボールの新リーグ「SVリーグ」について17日、運営団体が初年度のチーム編成を発表。男子は昨季のVリーグ1部(V1)全10チーム、女子はV1の12チームにV2の2チームが加わって14チームで発足することになった。新リーグの方針に従い一部実業団チームが名称を変更している。 V1の東レは、男子が「東レアローズ静岡」、女子は「東レアローズ滋賀」に、男子のサントリーは「サントリーサンバーズ大阪」、女子のNECは「NECレッドロケッツ川崎」、久光は「SAGA久光スプリングス」など、大半は地域名を加えた形だ。男子のJTサンダース広島は「広島サンダーズ」、女子のJTマーヴェラスは「大阪マーヴェラス」、女子のトヨタ車体クインシーズも「クインシーズ刈谷」と企業名を外した。 女子の日立は「Astemoリヴァーレ」と、従来の「日立Astemo」から「日立」を外した。女子のデンソーは当面は変わらないが、今後ホームタウンを福島県郡山市に移す予定で、新たに地域名が入る可能性がある。男子のパナソニックは6月に新名称を発表する。 ペットネームを外すなどした報道用の略称も追って発表される予定。