【山口】高齢ドライバー対象の運転教室
山口朝日放送
6月25日は数字のゴロ合わせで無事故の日です。 岩国市の自動車学校で高齢者を対象にした安全運転の体験教室がありました。 高齢ドライバーによる事故を防ごうと開かれた体験教室には60代から90歳までの 男女35人が参加しました。 最初は、認知症になっていないかを確認する模擬テストの体験です。 75歳以上で免許を更新する場合、必ず受ける必要があります。 続いてコースに出て運転技術をチェックしました。 基本的な動作で長年のクセが出ることが多いなど 指導員からアドバイスを受けていました。 =参加者= 「左折の時に膨らむと妻によく言われるので気を付けたい。きょうも言われました」 高齢ドライバーの事故では駐車場に車を止める際 アクセルとブレーキを踏み間違えて暴走させる例も目立ちます。 会場には、サポカーと呼ばれる車が持ち込まれ事故防止につながる 最新システムの体験も行われました。 県警によると今年、高齢ドライバーが加害者となった事故は 先月末までに270件でこのうち8件は死亡事故となっています。