大いなる感動があなたの心にダンクシュート! 笑いと涙と感動の青春ムービー『リバウンド』
ニッポン放送「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」(日曜朝5時~)で、おススメの最新映画をご紹介しているコーナー『サンデー早起キネマ』。4月21日は、人生にとって何が大切かを考えさせられる3本をご紹介しました。 その1本は、韓国全土を熱狂させた実話の映画化! 笑いと涙と感動の青春ムービー『リバウンド』。
時は2012年。かつては名門でしたが弱小チームへと転落し、廃部の危機にあった釜山中央高校バスケットボール部が起こした“奇跡のような実話”が映画化されました。指導経験のない新人コーチの下で、わずか6人の寄せ集めの選手が、全国大会で予想を覆す快進撃を続け、韓国中に驚きと感動を呼び起こしたのです。しかも、途中から1人が負傷し、控え選手がいない状態で、満身創痍、大会の8日間を戦い抜いたことが、まるでマンガのようだと大きな話題を集めました。
新人コーチは、名門時代、全国大会に導いたバスケ部のエース、卒業生のヤンヒョン。必死でメンバーを集め、天才と謳われながら伸び悩むギボム、足首のケガで競技を断念したギュヒョク、サッカー選手出身のスンギュ、路上バスケで腕を磨いたガンホの5人が入部。さらに、高身長の有力選手ジュニョンが加わり、一致団結、全国大会を目指すことに。ところが、ジュニョンは対戦相手の強豪校に電撃移籍!大会当日それを知った部員たちは、動揺し乱闘騒ぎを起こして、試合は没収されてしまいます。いよいよ廃部かと思われた時、気持ちを入れ替えたヤンヒョンは再び選手たちを招集し、心機一転巻き返しを図ります。さあ、その快進撃やいかに!?
バスケと選手たちへの思いは人一倍の熱血漢、コーチのヤンヒョン役は、名優アン・ジェホン。一生懸命さとユーモアが同居している素晴らしい俳優さん。彼を見ていると幸せな気持ちになります。驚いたのは、実在のコーチにそっくり!出演が決まると1週間で10キロ増量し、仕草や話し方、目つきなど完全コピーを試み、ご本人も「90%のシンクロ率だ」と唸ったそうです。